2007年1月27日土曜日

静寂の森

1月26日、昨日降り続いた雪も止み、朝から青空が広っている。眩しい陽の光に誘われるように新雪に覆われた森に行ってみた。森は静けさに包まれ、チッチッと鳴く野鳥の声も静寂を破ることはできない。
森の奥からドアをノックするような音が聞こえる。寝静まった真夜中に聞く遠慮ぎみに叩くトントンというような音だ。
音の主はキツツキの類だろう。しかし、夏に聞く森中に鳴り響く連続音とは大違いだ。
正体を確かめたくなり、道から逸れて、森の奥に入った。スノーシューを付けても降ったばかりの雪は膝ま埋まる。やっと、音の近くまで着たが、どの木から聞こえてくるのか定まらない。上を向いてキョロキョロしているとちょっと倒れそうになり、上体を支えるため近くの木の幹に手を当てた時、木の幹が振動しているのを感じた。音がすると、余韻のように振動が
太い幹を伝わってくる。視線を幹から枝に上げていくと、真上10m程のところの枝にアカゲラがいるのを見つけた。 餌の虫を探してあっちこっち木を突いている。アカゲラは写真を20カットほど撮らせてくれて飛び去った。 今日の一枚は、木の幹を手をあてた時に伝わってきたあの振動の主です。

撮影はコンパクトデジカメの手持ち、4倍デジタルズームを併用した超望遠の最悪の条件でしたが、大ブレもなく写真が撮れました。撮影データ f448ミリ、F4.9、シャッター速度1/320、手振れ補正機能付き 撮影地 西岡水源地

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