2007年3月24日土曜日

カメラとフクロウ

もうカメラは買わないと思っていたが、衝動でソニーのα100(一眼デジカメ)を買ってしまった。見るだけのつもりで量販店を偶々覗いたのが悪かった。α100の本日限りの激安特売に何の抵抗も出来ずに負けてしまった。買ったα100を相棒に見せたら、鼻血も出ないはずの相棒もつられてペンタックスのK10Dをその日に買ってしまった。二人で昨日、新しいカメラをぶら下げて野幌江別方面に試写に行ってきた。
昨日訪れた野幌原生林の大沢口でフクロウを撮ることができた。この大沢口のフクロウはかなり有名なようだ。ここを訪れる人はほとんど知っているみたいである。フクロウが定宿の木にいると、仲間から連絡を受けてカメラやビデオを担いで飛んでくる人もいるようだ。今年の一月、2月に4,5回ここに来た時はフクロウを見なかった。前に見たのは3年前の4月だったので、どうも春先にフクロウはここにいるようだ。

2007年3月11日日曜日

HORIZON HUNTING

夜猫子さんが撮った十勝連峰が美しく写ってますね! 山にはまだ残雪があり時期は4月~5月頃でしょうか? 下の写真は2004年7月1日に丘の上にある富良野ワイン工場からの眺めです。夜猫子さんの写真とほぼ同じ方向から撮っていると思います。



独自の方法で計算した結果、天狗山から真東と東北東の間の方角に十勝岳も大雪山も十分に見えるはずと思います。下の写真は前回、モエレ山から赤外線フィルムで撮った小樽方向の写真です。積丹の山々と天狗山の右側が写ってます。




天狗山からの眺めは小樽の街並みと石狩湾の向こうに見える暑寒別の山々がメインビューなんでしょう。売店のおばちゃんは東の遥か遠くの小さくにしか見えない山を知らなくて無理はないと思います。
天狗山にはまだ登ったことがないので、今度行ってホライゾンハンティングをしてきます。

十勝岳

十勝岳でお見せできるのはこのくらい。2001年は雪融けが早かったので思い切って富良野方面に行って来ました。予想通りスンナリ富良野に到着。
撮影場所を色々探しましたが、結局美瑛の丘に決まり!

当時のデジカメはFinePix1400Zoom 130万画素でしたので、解像力はイマイチです。
この十勝岳と言えば、小樽の天狗山から見えると言うインターネット情報があり、天狗山に行ったのですが、その気配はなし。そこで売店のオバサンに聞いて見たところ、「角度的にそんな事はない」と一笑に付されました。

2007年3月2日金曜日

彼方の山々

3月に入り雪融けの季節を迎え、何か嬉しさを感じ、ほっとした気持ちになる。昨日、2月26日にモエレ沼公園のモエレ山(標高62m)の頂上から遠くの山を撮影した写真の現像が出来上がった。撮影に出かけた日は朝から雲ひとつない快晴で、地平線付近まで青空が広がり、遠くの山を撮るには絶好の日だった。狙いは大雪と十勝連峰だったので、陽が西に傾く午後に出かけた。撮影は長年冷蔵庫にしまってあった賞味期限切れのポジフィルムを使った。写りは色にコクがありまろやかだった!

十勝連峰、左からオプタテシケ山(2012m)、美瑛岳(2052m)、十勝岳(2077m)、富良野岳(1912m)と思われる。 距離は直線で100Km強、方角は73度方向。山の下、岩見沢市街も遠くに望める。望遠300mmで撮影。オプタテシケ山の左に白くかすかに写っている山はトムラウシかも知れない。


望遠600mmで撮った十勝連峰。

この十勝岳を見るたびに、去年の9月に苦しい思いで登ったことを思い出す。下の写真は登山中に撮った十勝岳頂上付近の写真。尾根に沿って登っていく。頂上まであと1キロ半、気持ちばかりが先に行き足が重く着いていかない。
大雪の山々、左から北鎮岳(2244m)、旭岳(2290m)、白雲岳(2230m)と思われる。
距離は130Km程度、方角は63度方向。望遠600mmで撮影 。十勝連峰や大雪山のように、多くの山が連なっている場合、遠くから山を特定するのは容易でない。山容は見る方角によって全く異なることが多く、山の方位や高さを正確に測る道具も要る。それゆえ、折角、撮った山を断定できない悔しさがちょっと残る。


芦別岳(1727m)。そんなに有名な山ではないが、日本200名山の一つで北アの槍ヶ岳のような尖った山容に人気がる。東京方面から、わざわざ登りに来る人が少なくないようだ。距離は70Km、方角は80度方向。望遠600mmで撮影。


夕張岳(1668m)。高山植物の多さでは日本で有数の山である。江別の王子製紙の工場も写っている。距離は66Km、方角はほぼ真東。望遠600mmで撮影。 今年の夏に登山しようと思う。生息している高山植物とナキウサギの写真をとりたい。

暑寒別岳(1491m)。距離は66Km、方角は10度方向。望遠600mmで撮影。 いつか登ってみたい山のひとつ。

天気が好く大気が澄んだ日には、遠くに沢山の山が見える。しかし、名前も知らない山が実に多い。札幌の街から見える山くらいは名前を知っておきたいと思う。又、どれくらい遠くの山が見えるかも興味がある。山にはそれぞれに歴史や逸話があり、山の魅力を増している。それらを知れば知るほどとりつかれ、その山に登って自分で確かめたくなる。 登山には体力の維持が欠かせない、最近、地下鉄の階段を登っただけで、息が切れる。道路を歩いていてもオバサンに追い抜かれる。夏に向けて身体を鍛えるか!