2007年4月26日木曜日

西岡水源地の水芭蕉

暖かく良い天気が続いている。野外でスケッチが出来る時期になった。西岡水源池で水芭蕉を描こうと思いスケッチブックを持って出かけた。この何日かの陽気で雪融け水が増し、水芭蕉はみな水の中で見頃を迎えていた。木道の上で足を投げ出して座りスケッチをした。暖かくて気持ちが良い、このまま木道の上で寝てしまいたかった。




 

2007年4月22日日曜日

原生湿原の水芭蕉

今日はちょっと芸術的な写真です。場所は雪融け水が流れ込む湿地、水芭蕉が群生する所であるが、自然公園内といっても観察や保護のための施設等ありません。周りを森に囲まれ、朽ちかけた倒木が無造作に横たわる、あるがままの自然とそこに咲く水芭蕉がテーマです。






















撮影地: 野幌森林公園
使用カメラ: ソニーα100 レンズ:ミノルタ広角f24mm/F2.8



2007年4月18日水曜日

水芭蕉

4月17日、野幌の森林公園内の森の雪は大分消え、散策路脇の地面にはフキノトウが咲き、雪融け水が流れる湿地には水芭蕉がいたるところに芽をだしている。小さい白い花をつけている水芭蕉もいくつか見ることが出来、春の喜びを感じる。


これからは春らしい暖かい日が続きそうなので、あと一週間もすれば、残雪もすっかり消えて無くなるだろう。



開いて間もない水芭蕉の花は子供の手ほどの大きさだ、なんと可憐な姿だ!




冬の間も多くの訪れた人々に雪が踏み固められたせいか、道の上の雪は融けずに白い道筋を森の中に残している

あのフクロウの姿はもう見られない、雪融けと共に人が入れない森の奥にでも去ってしまったようだ。

2007年4月1日日曜日

別なフクロウ

日当たりの雪はすっかり消え、寒さも和らぎ、天気の好い日は外に出かけたくなる。2月28日はそんな日で、近場で気軽に行ける自然ところというと野幌森林公園になる。先週行ったばかりだが、フクロウを見にまた行ってきた。今度は別な場所でフクロウを探そうと思い、前に噂に聞いた瑞穂の池の近くで探索したが、ここはフクロウが住み着いている様子はなく、フクロウの姿を見ることは出来なかった。写真は瑞穂の池、樹木の周りの雪が解けて早春の風景である。

大沢口に戻り、訪れている人にフクロウを見なかったか尋ねると、大沢口には今日は姿を現わしていないが、昨日は見たと話してくれた。又、散策から戻ってくるオバサン3人連れに同じように尋ねると、今日はあっちの方には居なかったと大沢園地の方を指したので、場所だけでも確認しておこうと思い、家に帰る時間だったが、すきっ腹を押さえてそっちに向かった。駐ヒツの碑の入口を100mほど過ぎたところで、右側の林の中からオバちゃんが飛び出してきて、ちょっと興奮しながらあそこにフクロウが居ると手で指して教えてくれた。しゃがむようにして、指された方に目を向けると、木立の向こうにフクロウが地上2メータくらいのところにある木の洞の中に居るのが見えた。森の神様のように見える。フクロウの居るところから正面20mくらいのところが撮影ポジションとなっている。既に、熟年夫婦の組がカメラを据えて陣取っている。その隣に入れさせてもらい写真を撮ることにした。ここに訪れている人たちの話を聞いていると、この付近にもう一箇所、古くからフクロウがいる場所があるらしいが、今日は留守のようだ。こっちの方は最近、住みだしたようだ。

3脚を立ててカメラを据えていると、だんだん人が集まり始めた。腰まで雪に埋まりながらも真っ直ぐこっちに向かってくる人もいる。昨日は向こうの方にフクロウは居たと話す人も居る。つまりは、この人、毎日、フクロウを見に来ている。万歩計も持っている。2月の中頃、ここを通った時、林の中に向かって、無数の人が通った跡があるのを見つけて不思議に思ったことがある。今日その謎が解けた。その時はその足跡の先にフクロウが居るとは全く思いつかなかった。突然、「フクロウが目を開けた」と隣でカメラを覗いていた人が教えてくれた。その時のショットが上の写真である。いつの間にか、空が黒い雪雲に覆われ始めた。雪は降り出したし!写真は20カットほど撮ったし! 昼飯も食わずに一万歩は歩いたし!と思っても退けるのに躊躇いがあった。